2018.03.23 / Category : Blog
中間報告書「太平洋世界のグローバル・ヒストリ-:アジア、北米、島嶼地域を繋ぐ多方向的移動とネットワークの形成」 を刊行しました。
上智大学学術研究特別推進費・自由課題研究「太平洋世界のグローバル・ヒストリ-:アジア、北米、島嶼地域を繋ぐ多方向的移動とネットワークの形成」の中間報告書(飯島真里子編、2018年3月)を刊行いたしました。
目次は以下の通りです。また、報告書の郵送をご希望の方は、アメリカ・カナダ研究所(instacs☆sophia.ac.jp ☆を@に変えてください)にお問い合わせください。
はじめに
第一章 Phillis Wheatley as a Transoceanic Poet during the Second Phase of the Transatlantic Slave Trade from 1642 to 1808(増井 志津代)
第二章 アメリカ女性の海外伝道とプロテスタント宣教師ネットワーク ―近年の研究動向と課題(石井 紀子)
第三章 鯨獲りたちの土産話と太平洋(大塚 寿郎)
第四章 地方史とグローバル・ヒストリーの接合―和歌山県東牟婁郡太地町とアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス市ターミナル島をつなぐ「海民」の移動(今野 裕子)
第五章 アジア太平洋地域のコーヒー栽培史―日本人の国際移動をグローバル・ヒストリーから考える(飯島 真里子)
第六章 ハワイ日系アメリカ人二世のアジア従軍経験―環太平洋の多方向移動に着目して(松平 けあき)
第七章 第一次世界大戦後アジア太平洋地域におけるアメリカ赤十字社と国際人道主義(牧田 義也)
第八章 環太平洋圏の環境表象―アメリカ・オーストラリア風景画展(1998年)を事例に(小塩 和人)
英語文献リスト